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ナンバープレート表示に関する新基準が10月1日から適用されます。
ナンバープレートの新基準として、「カバー」、「回転」、「折り返し」、「被覆」の4点に新しい基準が適用されることになります。
ナンバープレートにこれまでカバーをつけたり、角度をつけたりなど、デザイン面や機能面で、メーカーも独自のものを制作していたり、あるいは、購入者がカスタマイズをすることが許されていましたが、10月1日からは新基準が適用され、これまで法的に問題とならなかった点が道路交通法に基づく処分(点数、反則金)や道路運送車両法違反(懲役、罰金)が適用される可能性があります。
(1)カバーについて カバーは無色透明でも装着できません。 これは、オービス(自動速度違反取締装置)の摘発を逃れるため、オービスの赤外光を吸収するカバーをつけさせないのが実質的な理由と思われます。
なお、ナンバーフレームを想定した被覆は原則禁止ですが、基準を満たしたフレームやボルトカバーは装着が認められています。
二輪はフレーム、ボルトカバーとも全面禁止となります。
(2)回転、折り返し、被膜について 従来は「自動車の運行中、番号が判読できる見やすい角度」、「番号を被覆せず、自動車の運行中、番号の判読ができるもの」という抽象的な規定でしたが、新基準では角度やフレーム、ボルトカバーについて新たに定められた数値規定が適用されます。
適用される数値は、10月1日以降に初めて登録・届出がある車両に適用され、9月30日以前の登録車両などには適用されません。
車両やナンバープレートの製造メーカーでは、これらの新基準について対応しているため、新車購入をされる場合は特に問題となることはないと思いますが、購入後に自分でナンバープレートをカスタマイズするときには新基準の数値を意識しないと、違反となりかねませんので、注意が必要です。
運転方法だけでなく、車自体が備える性能や機能などについても徐々に法律が整備され、そのような法律は知らなかったというのは理由とはなりません。
カスタイマイズを事業とする自動車事業者については非常に注意が必要なため、ご注意下さい。
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