トップページ > ブログ > 札幌新人看護師自殺事件:労災認定

ブログ

札幌新人看護師自殺事件:労災認定

コンプライアンス企業法務労働問題労働災害

札幌の新人看護師が、就職から8カ月後に自殺し、遺族が国に労災認定を求めていた事件で、遺族は「長時間労働によるうつ病による自殺」が原因であることを主張し、国はを否定の主張をしていましたが、10月に労災認定を行い、訴訟が取り下げされることとなりました。

病院の過酷労働は、看護師だけでなく、医師も含め広めて大きな労働問題となっていますし、様々な業界でこのような労働環境が多いのも実情といえいます。また、過酷労働(長時間労働、過密労働)の他にも、パワハラやセクハラなどで、うつなどの精神疾患に陥ることは非常に多く、当事務所にも労災認定などを求めた相談は多いです。

そもそも長時間労働は、従業員不足で会社では解消しようがない、セクハラ・パワハラを主張すると左遷や解雇につながりかねないなどで悩んでいる方は、勤務先に相談を持ち掛けても、改善されないことや自身が不利益になることを恐れて主張をされない方が多いです。

しかし、過酷労働を続けた場合、精神的にも肉体的にも非常に大きなダメージを受け、休職せざるを得なくなったり、あるいは自主退職せざるを得なくなったり、最悪の場合には自ら命を絶ってしまう自殺という不幸な事態に繋がりかねません。

このような状態になる前に、長時間残業や、セクハラ、パワハラなどの労働環境に起因した問題は、早期の解決を目指し動くことをお勧めします。

自身で労働環境の改善を求めることが困難であれば、弁護士を通じて、職場や行政機関、法的措置など様々な手段の中から適切な方法を選択し対応を求めることが可能です。

労働者としては、体の健康だけでなく、精神の健康を保てているかを確認してみて下さい。

企業としては、コンプライアンスの視点からも早期の対応に努めるのが良いでしょう。

長時間労働、過酷労働(長時間労働、残業)、パワハラ、セクハラなどでお悩みの方、労災認定などは、お気軽に当事務所へご相談下さい。

「安心」と「信頼」をお客様へ。

みずほ綜合法律事務所(札幌弁護士会所属)は、個人や会社に安心と信頼をお届けしてきました。

20年以上の実績を持つ弁護士が、実績と知識に基づく確かな解決をご提案させて頂きます。

ページの先頭へ