トップページ > ブログ > 相続について

ブログ

相続について

相続

札幌の弁護士【みずほ綜合法律事務所】の「相続コラム第1回目」です。

人は、亡くなる前に家族に対し「想い」を持っています。亡くなる前にその想いを残すことが「遺言書」の作成です。

残された家族(相続人)がその「想い」を受け止めることが「相続」です。

残された家族(相続人)は、故人の「想い」(遺言書)を尊重したいものです。

しかし、故人がその想いを形(遺言書)に残さなかった場合、家族の中でもその想いの捉え方が異なり、あるいは、故人が残すのは、想いの他に「財産」があることから、現実的には、争続(相続トラブル)が発生するのも、止むをえません。

このような争続(相続問題)が発生するのを防ぐために、「終活」という言葉や行動が生まれたものです。

法律も、このような争続(相続問題)が出来るだけ発生しないよう、法律により決めらた親族(法定相続人)に法律で定めらた割合(法定割合)で相続させること(法定相続)や、特定の親族の引継ぎ相続財産が余りに少ない時に最低限の相続分(遺留分)を規定したのも、本来的には、争続問題(相続問題)を防止することを一因としていたのだと思います。

相続は、法律の中では、珍しく家族法と経済法が重なる分野です。

相続に関する法律の作成の際に、法律の作成者は、かなり頭を悩めて、相続法を作成したのだと思います。

相続の問題として大きいのは、遺言書(故人の想い)の尊重、遺言書(故人の想い)がない場合の相続財産の分割方法(遺産分割)、故人の想い(遺言書)が親族(相続人)の経済状況を損なわないようにする対応(遺留分)などです。

このように相続の分野を俯瞰した時には、故人の想いと経済的側面のバランスが、如何に重要なことかが分かります。

相続問題の解決に当たっては、相続人も自分が亡くなる際に、次に自分の相続が起きるため、次の相続が争続(相続トラブル)とならないよう、自分の相続問題について、バランスをとるという視点を解決の一因として考慮すると、相続が円滑に進むかもしれません。

みずほ綜合法律事務所(札幌弁護士会所属)の弁護士は、このような相続問題について、相続法に関する知識と、故人の想い、相続人の想いを汲み取り、お一人お一人のお悩みに対し、最適な解決方法を提案するよう努めますので、お気軽にご相談下さい。

「安心」と「信頼」をお客様へ。

みずほ綜合法律事務所(札幌弁護士会所属)は、個人や会社に安心と信頼をお届けしてきました。

20年以上の実績を持つ弁護士が、実績と知識に基づく確かな解決をご提案させて頂きます。

ページの先頭へ