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コロナで増える家庭内の問題

新型コロナ親子関係

コロナにより、外出の自主規制が増え、自宅内で過ごす日が増えています。

コロナにより経済活動が縮小している問題は数値として明確化されていますが、その他にも様々な問題が発生しています。

家庭内の問題としては、夫婦間でのドメスティックバイオレンス(DV)・モラルハラスメント(モラハラ)や、子供への育児放棄(ネグレクト)などが増えている傾向にあります。

DV(家庭内での暴言や暴力)が発生する原因は、その人の性格やストレスなどに起因すると考えられますが、外出や飲食などの自粛によりストレスが増え、その結果、家庭内でそのストレスが暴言や暴力として現れます。また、家庭にいる時間が増えるため、家庭内でDVが発生する頻度も高まります。つまり家庭内での暴力・暴言(DV)は、コロナとともにその頻度が増え、程度も悪化しているのです。また、モラルハラスメントも同様の傾向にあります。

子供については、保育園や幼稚園、学校などでの休園や休校、受入時間の減少、外で遊ぶ機会の減少などに伴い、子供が自宅にいる時間が増えていますが、それに伴い子供の育児を放棄するネグレクトも増加傾向にあるようです。

経済と異なり、家庭内の問題は、明確な数値として把握することは困難ですが、増加傾向にあるこのような問題にも対応は必須です。

しかし、経済問題と異なり目に見えやす問題ではにため、この問題の解決には、被害者や加害者が意識的に外部へ援助を求めることが出来ることや、周囲から手助けを受けられることを知ることや、その方法を実行していく必要があります。

DVの被害者は警察や弁護士などへ相談することで、そのDVの内容や程度により適切な助言や援助を受けられますので、早めに相談をして下さい。逆に加害者の方は、心理カウンセリングなどを受けることなどをして下さい。ネグレクトの問題も、自治体やカウンセラーなどへ相談をすることで、ネグレクトとならないよう援助を受けたり、緩和したりなど、より適切な方向へ進むことが可能となります。

まずは被害者も加害者も、このような問題が発生しないこと・減少や緩和することが大事なため、取り返しのつかない状況になる前に外部へ援助を求めるという意識を強く持つことが大切です。

DV,モラハラ、ネグレクトなどの問題で内容が深刻な場合は、弁護士などの専門家へ相談することをお勧めします。

当事務所でもそのような問題に対応しているため、お気軽にご相談下さい。

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みずほ綜合法律事務所(札幌弁護士会所属)は、個人や会社に安心と信頼をお届けしてきました。

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